2007-10-29

インストラクショナル・デザインのワークショップ1日目

ワークショップが始まりました。
朝10時から夕方5時のワークショップです。
本日の内容は、以下の通りでした。
1)IDの歴史(2時間)
2)メディア教育の歴史(2時間)
3)IDの定義の変化(1時間)

 もともとインストラクショナル・デザインというのは、マルチメディア教育、Audio visual mediaといわれていました。ところが、メディアというとテレビやラジオを示し、それを利用した教育に限定された研究が進められ、そこに疑問が投げかけられました。メディアとは何か?そこで、新しい考え方として、”人”もメディアだと捉えられるようになり、人を含むメディアをどう利用するかというところで研究が進められるようになりました。そのころには、Instructional technologyと名前が使われていました。ところが、Technologyというと、技術を利用した教育という風に誤解されることがありました。そこで、デザインを含む授業設計ということで、Instructional design and technologyといわれるようになったのです。日本では、Educational technologyとかInstoctional designともいうという話もしてくれました。
 このようにIDの歴史を振り返ってみると、どのように定義や名前が変わっていって、どういう研究がされるようになったのかが分かり非常の面白かったです。

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