2007-10-17

1年生国語 ”くじらぐも”

今日は、1年生の授業も見せてもらうことになりました。
担任のT先生は英語が堪能で、事前に今日取り扱う話である”くじらぐも”をすべて英語で訳してくれていたため、ハムゼも授業の内容が把握しやすかったようです。

【授業の流れ】
1.全員で本を読ませる
2.今日取り扱う場面を取り上げ(子どもたちがくじらぐもに乗って空から町を見下ろす場面)、その場面で子どもたちが何を感じたのかについて”想像”させる。
3.ワークシートを配布し、吹き出しをつかって、子どもたちの心情を書かせる(5分)
4.聴覚、視覚、嗅覚、触覚の4つの視点から子どもたちの心情を考えさせる。
5.もう一度、2に戻って、もう一度心情をかかせ、2と5を比較させる。
6.場面の分析の際、視点を決めて書くとよいことをまとめる。「さっきより、ずっと詳しい心情をかけるようになったね。」

【着目した点】
1)発問と思考
本を読ませたあと、「先生は今日みんなの読み方が上手だと思った理由が2つあります。それはなんだと思いますか?」と自分たちの読書の何が良かったかを自己分析させていた。

2)ひらがな表と書く練習

3)ワークシート ”吹き出し”を利用

4)間違いの修正は全体の前で

5)新しい単語がでてきたら、一つずつ確認
 「家と建物の違いは?」、「村と町の違いは?」、「森ってなんですか?」といったように、児童から出た考えのうち新しい単語があれば、一つずつ確認させていた。

6)解釈が入った場合、なぜそのように解釈したかを説明させる。

7)視点を決めて考えさせた後、もう一度同じ場面を分析させ、Before,Afterの違いを児童自身に振り返りさせていた。

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