2007-10-08

CMSをどのようにシリアで使うのか


10月9日火曜日
今日は大阪府アジア交流課の池田さんとOFIXの小倉さんが
ハムゼの研修視察に来ました.
ハムゼにとっては久しぶりの再開だったので,感激していたようです
私達NPOとハムゼと共に,今までの活動報告を行いました.

その後は,今日はXoops研修2日目
昨日ハムゼに立ててもらったXoopsは英語版だったので
アラビア語版のXoopsにチャレンジしてもらいました
ハムゼは家に帰ってからも自主的に取り組んでいるので
教える方にも力が入ります.

ハムゼの立てたアラビア語のXoopsサイト
http://www.ictedu.org/hamzeh/html/index.php


ハムゼが今後,このXoopsサイトをどのように運用していくのか
采女くんと稲垣くんを含めた4名でディスカッションしました.

まずは采女くんと稲垣くんは,
教育の中で使っているCMS(Moodle)の実践を紹介
その時にどのような効果があったのか
またどのような失敗があったのかを織り交ぜながら
話合いました.

その後,ハムゼに彼らの実践をケーススタディして
どのようにXoopsを運用するのかと尋ねたら
Worldlinkというものをすでに使っているらしいです.
これはWorldbankが提供している,
Xoopsをプラットフォームとしたシステムなので
ハムゼもどのようにXoopsを使うのかイメージ
しやすかったと思います.


ハムゼはこうしたCMSに対して
アートマイルプロジェクトで使用した
使いやすいBBSを例にとり
「一番大切なのはユーザービリティだ」
と考えていたようです.

でも,4人とも気づいていたと思うのですが
一番大切なのは,こうしたWebサイトを使う意義を
使う側がどれだけ自分で意味づけできているか.
それを考えた上で運営していかないと
こうしたCMSをシリアで運営するのは難しいだろうと思います.

ハムゼが今後,これらのWebサイトを
どのように運用していくのか,注目したいと思います.

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