2007-10-05

UNRWAのGeneral Commisonerの講演


今日は、東京大学でUNRWAのGENERAL COMMISSIONORであるカレンアブザイドさんが人間の安全保障とパレスチナ問題について講演されました。

この件について知ったのは、昨日。今日の予定を急遽変更し、東京大学へ。

事前登録制だったので、今日カレンの講演を聴講できるかどうかは分からなかったけれど、国連広報部担当の方がハムゼがUNRWA職員であることを考慮して特別に聴講を許してくださいました。

さらに、講演後、カレンと話す時間もとってくださり、非常にハムゼも喜んでいました。もちろん、私にとってもカレンと話ができたということはとても光栄でした。

実は、3日前にUNRWAシリアオフィスから、UNRWAのGCが来日するので、チャンスがあれば日本とシリアの交流学習について直接彼女と話をしてくれないか、という連絡を受けていました。チャンスがあれば是非私たちがシリアで行っている活動について知ってもらいと思っていたので、この件については肯定的に捉えていました。ところがカレンの日本での日程はとてもタイトでとても時間をとってもらえそうになかったので、今回講演の場で彼女の話ができたことは非常によかったです。

以前、URNWAの日本の学校の交流学習を関西大学がコーディネートして実現したことがあります。JAMというアートマイル協会と協力して実現し成功した実践なのですが、なぜかJICAのプロジェクトだと紹介されていて、それを聞いてだいぶショックを受けました。そんな複雑な思いもありましたが、カレンと話をできたことは非常に意味のあることでした。

講演でも、今後パレスチナ人と日本人の対話が語られていましたし、政治レベルだけでなく、草の根レベル、つまり生徒や先生同士でも相互理解を促進するような活動ができればいいなと思います。今後、シリアだけでなくガザやウェストバンクといった地域も巻き込んで交流学習ができればいいなと思います。

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