2007-10-24

UNRWA教育部長への報告

今日は、UNRWAの教育部長とテレビ会議をし、研修の成果などを報告しました。

シリアに帰ってからも、もちろん上司や同僚に対して報告会があるのですが、シリアに帰る前に事前に確認したいことなどもあったので、テレビ会議をしました。

UNRWAの教育部長は、これまでUNRWAと日本の共同プロジェクトの中でテレビ会議を利用していたことは、聞いていたのですが、自分で実際にテレビ会議に参加するのは初めてでした。実際に自分が遠く離れた日本の人と話してみて、楽しかったようです。

ハムゼも、教育部長にしっかり自分のやっていることを報告できて嬉しそうでした。また、ハムゼが日本に研修に来ている間、2つの学校(三箇牧小学校と津島小学校)が、UNRWAとの交流学習を持ちたいと申し出てくれたため、それを教育部長に報告すると、非常に喜んでいました。

UNRWAは、日本との交流をこれからもどんどん持っていきたいと考えているし(UNRWAシリアのDirectorであるパノス氏の意向)、日本にとってもパレスチナ難民との交流を持つということは、地球的規模の学習をする上には非常にいいきっかけです。

以前も、東京大学で実施された人間の安全保障に関する講演でも話されていたように、政府レベルでの対話ではなく、地元レベル、教育レベルでの対話もこれから必要だということでした。今回、これまでの4つの学校に続き、2つの学校がUNRWAとの交流をするということは、ある意味人間の安全保障に貢献できるのかもしれません。

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