2007-10-08

E-Learning 研修


10月8日(月)E-Learning 研修(盛岡)

目的:10月10日~12日に行われるFLASHを使って教材(?)
をつくるために必要な想像力・動機の促進

方法:メディアリテラシー教育用・リソースガイドの紹介

リソースガイド(マルチメディア教材)に基づいたディスカッション

研修時間:約1時間

研修内容:教材の紹介(教材の内容は上記URLを参照願う)
・マルチメディア教材に必要なコンポーネントの説明、
・教授学習における「制御と発見」と「知識・技能と見方・考え方」の2軸からなる
マトリクス(水越(1974)「発見学習の展開」)を視覚したことにより
学習活動教授学習方法のプロセスをイメージ化した点の説明

・この研修教材をインターネットで使うための動作環境の説明
・教材開発における使用ソフト
・国語の授業をいかにメディアを使って取り組むかについての説明

議論内容:教材の紹介を20分ほど行い、シリアの教材事情を把握、
LRCには様々な教材はあるが、
自分で高度なソフトを使った教材作成はできないようである。
シリアは教育におけるICT利用を日本よりも推進しているので、
日本の閉鎖的な環境・事情とギャップがあるように感じられた。
ハムゼと議論をした限りでは、
パワーポイント・ムービーメーカーを使えるための教材はあるようだが
先生が授業での学習プロセスを活かした教材はないようである。

また、授業補助教材やスライドショー作成のために必要なBGMが
ダウンロードできる点といったことに、ハムゼ自身、
教材作成に取り組めるアイディアを得られたようでもあった。

提言:動画・音声・アニメーションといったマルチメディアで生かせる要素をコ
ンパイルする方法、効果的な使い方について
まださらなる研修が必要である。
本人はFLASHで教材作成に取り組みたいという動機がまし、
今回の研修で紹介した教材を真似て、
水曜日から始まるセッションに活かしたいと本人からの提言があった。
また、研修員ハムゼからは、教材制作で得られた知識・技術を生かして、
研修終了後、シリアに戻り教員用の研修マルチメディア教材を積極的に
開発・普及に取り組みたいという建設的な意見を伺うことができた。

Flashを使った今週の制作セッションでは、
教材のビジュアル的なデザイン方法、画面のサイズの構成、
シーン・フレームの使用・切り替え方法、
動画・音声の再生といった基礎的な技能・知識に焦点を置き、
1つの教材を基にして、それを真似て作るというアプローチがよいと提言する。

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