
この授業もとてもユニークだった。授業の中には2つの活動が盛り込まれていた。これまでに実施してきたWEBページ作成と今後取り組むFood forceを使った活動である。まずは、前者のWEBページ制作について報告する。
授業の流れは以下のとおりである。
(1)テーマの設定
・ 学校に行くまでの道で自分が友達に紹介したい場所を探す
・ 調査を行う(インタビュー、情報検索など)
(2)表現活動・ Dream Waverを使ってホームページを作る
(3)相互評価
・ 1人の生徒は3人以上の生徒のWEBをみてそれを評価する。評価の基準は教師が準備し、それに準じて評価する。名前は匿名とする。
(4)フィードバックと修正・ 他の生徒に評価してもらった内容に基づいて自分のWEBページを修正する。
これまでもずいぶんハムゼとディスカッションしてきたけれど、ICTは、何か教育目的を達成するためのツールである。しかしながら、どのようにICTを使った授業をデザインするかはまだはっきりしたイメージは持てていなかった。理論はしっかり理解できていてもそれを実践するとなると大事なポイントが抜けてしまったり、誰かがICTを使った授業実践をした際にも、その評価実践を評価する際、「ツールとしてのICT」という部分の評価が甘い。そこで、実際にICTを使っている授業がどのように組み立てられているのか(授業設計)について詳細や注意すべき点について詳細に教えてもらった。この授業は、いい事例としてUNRWAで紹介できそうだ。
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