2007-09-14

高次思考力(三箇牧小学校)


今、ハムゼが何に関心を持っているかというと、「高度思考力」と「ICT」「動機付け」そして「評価」。自分が学校で見たい視点がだいぶ定まってきたようです。はじめの2回の学校見学では、特に何かをみるというか全体的に学校をみていたようですが、だいぶ自分の関心の視点が定まってきたようです。


今日の、2年生の発表の授業で、児童の発表に対して、他の児童が質問を作るという活動がありました。前の報告にも書いたように「いい質問を使うことは、高次思考力が必要になる」という点については、ハムゼも同意しているようです。ただ、質問の内容、質に興味を示していました。


例えば、今日のテーマは、「あったらいいな、こんなもの」で、児童は「100倍たまる貯金箱」「食べたら幸せになるキャンディ」「鉛筆と消しゴムが一緒になった光るペン」といったように自分たちのイメージを発表していました。それに対して、質問では「何色に光るのですか?(光るペンについての発表)」といった、発表の内容をより詳細に知るための質問が多かったようです。ハムゼはそれに対して、「なぜ、それがほしいのか」ということを聞くことが、高次思考力につながる、といい、児童に対して「なぜ、君はその光るペンがほしいのか」と自らが質問していました。児童は、躊躇することなく「間違えたときに消しゴムを出すのが面倒なので一緒になっていると便利だと思ったからです」と応えた。


ハムゼにとっての高次思考力とはなにか?ディスカッションの中に「なぜを問うこと」と捉えている気がする。しかし、高次思考力とは、単に「なぜ」を追求するだけではない。もう少し、そのことについてもしっかりつめて、理解を深めていかないといけないと思った。

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