2007-09-06

プレゼンテーション研修(ふりかえり)


【ハムゼの感想】

このワークショップでは、”どのようにいいプレゼンテーションを作るのか”について、事例をもと(UNRWAの先生が作ったもの)”をディスカッションし、意見を交換することによって、明確に何を注意しなければいけないかを理解することが出来ました。

今回よかったことは、ディスカッションだけではなく、具体的にUNRWAの先生や生徒に配布できるようなプレゼンテーションに関する教材をつくれたことです。

プレゼンテーションについては、私もずいぶん既に知っていましたが、今回このワークショップに参加して非常に勉強になったことが2点あります。

1つは、チームで一緒に活動することで、どのように他者と一緒に活動すべきなのかということを学びました。たとえば、何か意思決定をするとき、他者の意見を尊重し、全員が合意するまで話し合うこと、少しでも不明確なことがあれば、それが明確になるまでしっかり調べ、話し合い、明確にしようとすること、何かを制作する際には、時間をかけて計画し、準備し、そしてPLAN-DO-SEEを何度も繰り返して、ミスが内容にすることなどです。私は一度教材が完成したとき、これで終了したと思いました。ところが、内容を何回も確認し、ミスがあればもう一度修正し、確認し、という繰り返しのプロセスを経て、教材がどんどんよくなっていくのを体験し、チームで一緒に活動すること、そして時間をかけてしっかり見直すことの大切さを学びました。

2つめは、このようなワークショップをする際、臨機応変な対応に対してもしっかり準備をするということです。1日目が終了し、教材を作るということになったとき、私は、他のメンバーは時間になって家に帰ったと思っていました。ところが、明日のワークショップのために、7時まで残って準備をしているのをみて、その姿勢に感動しました。これまでは、ワークショップをする際、準備はすぐにしてしまっていたのですが、しっかりみんなで話し合って、準備するという姿勢は非常に印象的で勉強になりました。

本当に、一緒に活動してくれた魚住くん、ショウガミネくん、さきえさん、のぶさん、ありがとうございました。

→この感想をワークショップの最後に聞いたとき、この研修で最も重要としている「学習者中心型アプローチ」のコンセプトをハムゼが理解してくれるようになったと思いました。他者との協働を通して、学ぶということを、これまでは、頭では分かっていても、なかなか体験し理解していなかったと思います。今回プロゼンテーションについての明確な理解と共に、LCAを通してそのコンセプトを理解し、実体験してもらえ非常に良かったと思います。

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