2007-09-18

調べ学習(三箇牧小学校 社会)


ハムゼは、前々から調べ学習に大変興味を持っていました。
調べ学習こそが、LCAだ、と思っているのですが、もちろん、それをさせるためには様々な準備や活動があります。今回は、4年生の社会(N先生)の授業を見学させてもらいました。

今日の4年生の社会の授業は、車についての調べ学習でした。
近いうちに、トヨタの工場へ見学にいくということで、今の学習を課外学習につなげるということです。

学習の流れは次の通りです。
1)教室で、教科書に書いてある車についての授業をする。(TCA)
2)児童が興味をもった点や疑問、質問についてワークシートに書かせる。(LCA)
3)その疑問や質問に対して、自分の意見をかかせる。(LCA)
4)コンピュータ室で、その問いを捜すための調べ学習をする。(LCA)
5)自分の考えが違っていれば何故違うのか、また調べ学習を通して何か発見できたかについて教室で発表し、他の児童と意見を交換する。(LCA)

今回は、4)の調べ学習の授業をみせてもらいました。この活動の流れはワークシートで順番が示されており、児童は、ワークシートを順番に埋めていくことで、どのように答えを導き出すかを学ぶことができる。このシートがたまたま、ハムゼが興味を示すシンキングツールと一致していたので、とても興味をもっていました。ワークシートに書いてあった項目は以下の通り。

①知りたいこと、疑問に思うこと
②予測
③調べたこと
④分かったこと
これは、シンキングツールでいうとPSDR(Predict, See, Do, Reflect)に似ています。

N先生はシンキングツールを参考にしたわけではありませんが、自分の経験知から子どもたちにどのような順番で学ばせたらいいのかを知っていて、経験を基にワークシートを作ったようです。これについても非常に興味を示していました。


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